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執筆者の写真Petsitter Plus ONE

柴のチロちゃん。


16歳の柴のチロちゃんです。足腰がさらに弱ってしまいましたが、食欲はあるようでとてもよくがんばっていました。

チロちゃんを連れて近くの芝生の広場へ行きました。チロちゃんは自力では歩けないので、ここまでは私が抱っこをして連れていきます。

ここでチロちゃんの体を支えてあげて、チロちゃんを歩かせてあげました。

芝生の上に寝転がるのもいつもと違って気持ち良さそうでした。

それから、お家に戻ってひと休み。

次は夕ごはんです。ごはんを食べる時も体を起こして支えてあげます。

目がよく見えていないので、お皿を持ちあげてあげたり、お皿の向きを少しづつ変えてあげます。

チロちゃんは、しっかりとごはんを食べてくれます。この日も完食です。

ごはんの後はひと休み。

そして、明日の朝までゆっくり休んでもらいます。

翌朝、足から出血があり驚きました。昨夕に肉球まで食い込んでいた伸びた爪を切ってあげたのですが、薄くなった皮膚がこすれたのか、爪が当たっていたところあたりから出血をしていたのです。急いで消毒をして 止血しました。

それから、いつも通りお外へ行ってお散歩です。出血したところも大丈夫そうでチロちゃんはこの日も歩こう歩こうと足を前に出していました。

上手く歩けなくても、体を支えてもらえないと立てなくてもチロちゃんはお外へ出ると目がキラキラしているように思えました。

お家に戻ってひと休み。

お天気が良いので、お庭でごはんを食べさせてあげました。

チロちゃん、食欲もあってしっかりと完食しました。

ごはんの後は、チロちゃんのサークルに戻ってお休みです。

チロちゃんは、たくさん食べてたくさん眠って、それだけで花マルです。

その日の夕方、いつも通りチロちゃんは横になって眠っていました。それでも私が声をかけるとちゃんと反応してくれます。

芝生の広場までチロちゃんを抱えて連れて行き、またここで1、2、1、2と声をかけながら歩かせてあげました。

休憩をはさみながら、チロちゃんはがんばって歩きました。

お家に戻ってから、ごはんです。

しっかり目が見えないのと、うまく舌を使えなくなっているので時間はかかりますが、それでもチロちゃんはしっかりと食べてくれます。

お腹がいっぱいになればまたお休みです。

気持ち良さそうに眠っていると起こすのがかわいそうに思えます。

オヤツだよ!と声をかけてオヤツをお顔の近くに持っていくと、チロちゃんはオヤツをしっかりと口にくわえます。

なぜかすぐには食べずに、しばらくこのままの状態でいることもあります。とてもお茶目なチロちゃんです。

そして、オヤツを食べたらまた一眠りをします。その姿を見届けて私のチロちゃんのお世話は終了です。

チロちゃん、よくがんばりました。

チロちゃんのお世話をさせていただいたこの時は11月初旬でした。残念なことにこれがチロちゃんに会えた最後になりました。

チロちゃんは昨年12月15日の朝に虹の橋をわたりました。16歳でした。

オーナー様よりご連絡をいただいた時、チロちゃんとの数々の思い出が頭に浮かび、とても悲しく寂しい気持ちになりました。

けれど、チロちゃんはとてもよくがんばりました。そして、幸せに生きれたと思います。チロちゃんに一緒に過ごさせてくれて、お世話をさせてくれて、どうもありがとうと伝えたいです。

ペットを飼うことは、その日がくるまで家族の一員として世話をし、そして看とることまでが飼い主としての責任だと考えています。昨今、安易な気持ちでペットを迎えて、飼えなくなったら手放すといった悲しい話も聞こえてきます。けしてそんな悲しい運命を迎えてしまう子が現れないようにペットを迎える際にはよく考えて欲しいものだと思えてなりません。

※急なご予定もあるかとは思いますが、土日祝日は予約が込み合いますので早めのご連絡をおすすめします。また、ご予約については、できれば2週間前までにご連絡をお願いいたします 


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